ニキシー管時計を作った話
ニキシー管時計を作った。そのレポート。
仕様
- 24時間表記、時分秒表記
- CD61を使用
- Arduino leonardo制御
- 12V電源にて駆動
- MC340963にて昇圧
- 74141互換IC(K155ID1)使用
コンセプト
ふとニキシー管時計を作りたくなったため、楽に作れることをコンセプトに作った。特にトランス昇圧にトラウマがあったので(昔大型の電解コンデンサを吹っ飛ばした)DC-DC昇圧で、ラフに。調べてみると電流量的にICを使った簡単な昇圧回路で必要電源を作成できそうだったので、それを元に作成した。
制御回路
Arduinoで直接180Vを駆動するわけにもいかないものの、おそらくモーターみたいに電源を別系に分ける必要まではないと思ったので、トランジスタ制御とかでできるかな?とおもったけどそもそもI/Oが全然たりない。
ので、あきらめて2進数をI/OにばらすことができるK155ID1を適当に購入した。ニキシー管の数使用した。計6個。
また、I/Oが足りず一部は下位3bitのみ使っていたりするものの、プルアップされているのか不安定になっているのか、何もつながないと1が入力されている扱いになるため、使わないbitはGNDへ落とす。
回路図
念のため回路図。ただ1ニキシー管分だけ。
基本的に33kの抵抗を挟んでいるだけの構成。これを6本分用意した。
一つだけ、ドットを付けるため、直でGNDに落としたけど、これはさらに流す電流が少ないらしいので、50kを挟んでGNDへ落とした。
パターン
一番気を使ったところ。久しぶりに作ることもあって飛ばすのは控えめにした。プリント基板にするわけではないけど、PCBEを使って引いた。
じつは当初4桁のみの予定だったので、2桁分はパターンがないけど、4桁で動作確認終わっていたので気合いで作った。
完成!!
というわけで、土日の2日間で作れたので、興味ある人おすすめです!